電車の中で出会った「嫌な子」について

 

今夜のおでんやむらきのために、朝から「僕んち」に入り仕込みに精を出す。

ついには、新ネタにチャレンジをしはじめちゃったり。

違うよ、そっちは君の進む方向ではないよ。

結婚につながるいい出会いを求めてたくさんの方の期待を背負っているのだから、そっちは君の進む方向ではないんだよ。

東京 結婚相談所Repre(リプレ)

先日ちょっと考えさせられることがあり、みなさんと共有させていただきます。

 

平日のお昼頃に電車に乗っていたときのこと。

僕が乗った時は、まだみんなが座れるくらいのガラガラでしたが、途中駅で乗車数が増え、そのことが起きた時は席はすべて埋まり、混雑状況は3~4割というくらいでした。

ある駅に着いたときに、年の頃5~8歳くらいの男の子が、席の前をウロウロしながら

「せきをあけてください、せきをあけてください」

って、割と大きめの声で言い始めて。

ただ、席に座っている人たちからすると、これは正直なところ

礼儀を知らない子が座りたくてワーワー騒いでいる

ようにしか見えず、僕を含め誰も譲ろうとはせず。

車内の空気としては、

「親はどこにいるんだ?ちゃんと注意をしろよ」

という、ちょっとピリついた感じに。

 

しばらくすると、見かねた初老のおばさまが「どーぞ」と言って、その子に譲ろうとして。

ただ、誰がどう見てもそんなことをこのおばさまにさせてはいけないという感じで、その近くにいた紳士がそれを制して子供を座らせようと。

車内では、「こんな子をほったらかしにしている親はどこにいるんだ」という感じで、おばさまとその紳士のやり取りを見ている感じでした。

 

すると、その男の子はお礼もせずにスタスタと違う方向に歩いて行ってしまい。

その紳士もどうしたらいいものか、立ち尽くしていて。

こりゃさすがに、もうこの子のことはスルーをしようと車内の意思統一がされようとしていたその時、その男の子が扉の付近に立っていた、子供を抱っこした女性の服をひっぱりながら席に向かい、空いている席にその女性を座らせました。

女性はにっこり笑顔でその子に向かい、周りの人にもずっとペコペコ頭を下げていて。

 

ここからは、正確なところは分からないので憶測も入りますが、

おそらく、その男の子は女性の息子さんでしょう。

そして、頭を下げているときの様子から察するに、その母親と思しきその女性は言語を発することができないのかもしれません。

その子は、小さな子を抱いている母親に、なんとか座る場所を作ってあげようと、ひとりで知らない大人たちに向かって

「せきをあけてください、せきをあけてください」

って言いまわっていたのかもしれません。

 

確かな背景はわかりませんが、ひとつだけ確かなことは、

その男の子は、自分が座りたくて騒ぎ立てていたわけではないという事実。

 

お伝えしたいことは、

人が何かアクションを起こしたときに、そのアクションだけを見て判断をしない方がいいということ。

どんなに理不尽に見えても、どんなに不誠実に見えても、その背景には見えない何かが隠されているかもしれないので、そこまで確認をしてから相手のことを批判しないといけないということ。

嫌なことをする人を、すぐに嫌な人だと決めつけてはいけないということ。

 

「こと」を嫌だと思うことはよくありますが、イコールで「人」」を嫌だと思わない方がいいと思います。

婚活のような、特に出会ったばかりの相手だと、ちょっとでも嫌な「こと」を言われたりされたりすると、すぐに嫌な「人」だと認識をして、その関係を絶ってしまうことがあります。

 

あなたが相手からされた嫌な「こと」、その背景になにか隠されていることはありませんか?

ちょっと嫌な「こと」をされたら、すぐに嫌な「人」だとしてポイッとしちゃってませんか?

もしかしたら、そんなことで大切な出会いを投げ捨てているのかもしれません。

男の子に対して、僕が瞬間で「嫌な子だな」と思ってしまったあとに、みなさんのそんなことが心配になりました。

 

 

 

 


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