IBJへの公正取引委員会の検査について経緯と現状と僕の所見

本日のプレリプレは

中山競馬場観戦ツアー

に行ってまいりました。

あいにくの雨でしたが、まぁファンキーな方々が集まってめっちゃ楽しかった。

競馬場でアホみたいにみんな笑ってるし、久保木も雨ガッパも知らんしｗｗ

やっぱりこうやってみんなで顔を合わせて会うと感じるところはあるもので、また定期的にやりましょうね。

次回みんなで直接お顔を合わせるのは

4/1（土）17:00～20:30　桜の新宿御苑散歩

になりますが、こちらは人数限定になりますので、ぜひお早めにお申し込みください！！

みんなの写真を撮るのは忘れちゃったので、競馬場までの道のりと。

今回は3名の方が馬券当てていて、最高は1万円以上の払い戻しですげぇ！！

もうすでにご存知の方も多いと思いますが、先日IBJ（日本結婚相談所連盟）に公正取引委員会の検査が入り、独占禁止法の疑いがあるとして現在もなお調査中でございます。

こちらについて、

今までの経緯と、今後の進行と、弊社への影響についてそれぞれ詳しくお話させていただきます。

（先日のスナック村木でお話させていただいたナイショ話は、ここではマズイ可能性があるのでカットします）

IBJへの立ち入り検査について経緯

まず、一体何が問題になっているのかということからご説明を。

現在国内には、結婚相談所がいくつか連なる「連盟」というカタチのグループが複数あります（NNRとか日本仲人連盟とかコネクトシップとかとか）。

これは、単体の相談所だけでは会員様数が少なく出会いのチャンスも増やせませんので、いくつかの結婚相談所がグループを作ってそれぞれの会員様同士が検索をし合えるシステムを構築しているということです。

つまり、ひとつの結婚相談所には会員様が20人しかいなくても、その相談所が1000件集まれば2万人のネットワークになるということ。

で、

こういった「連盟」というグループがいくつかあるのですが、IBJ（日本結婚相談所連盟）では

「IBJ以外の連盟にも加入している結婚相談所にはいろいろなペナルティが発生する場合がありますよ」

ということを、以前から加盟相談所に告知をしていました。

その理由として、IBJでのルールと他の連盟のルールは異なるところもあり、他の連盟のルールをIBJに持ち込まれてしまうとIBJのみに加盟している結婚相談所の会員様が混乱をしたり不信になったりすることもあるから。

たとえばの一例として、

IBJではお見合いからカウントして最長でも6ヶ月でご成婚を決めるというルールがあるのですが、Aという他の連盟ではこの期間はなかったとします。

そうすると、

IBJのみに加盟している結婚相談所の会員様と、IBJとA連盟どちらもに加盟している結婚相談所の会員様がお見合いをしたときに、IBJとA連盟どちらもに加盟している結婚相談所の会員様は今のお相手がどっちのルールなのかを明確に理解し対応しないといけないということになります。

ご成婚までの期間は6ヶ月なのか、ご成婚までの期間は決められていないのかということです。

でも、会員のみなさんからしたら「相手がどっちの連盟なのか」なんてどうでもいいことですし、そこでルールが違ったりすることもすべて完璧に把握しているわけではないので、その理解の違いが破談の原因になったり不信感になったりすることがあるということなんです。

なので、

IBJ（日本結婚相談所連盟）としては、

「IBJ（日本結婚相談所連盟）のみに加盟をしている結婚相談所の会員様には何も問題ないけれど、他の連盟にも加盟している結婚相談所の会員様とはいろいろトラブルもあるので、お見合いを組めないようにしちゃおう」

なんてことをしていたというのが、現在調査中の内容です。

これが事実なのか、事実だとしたときにIBJ（日本結婚相談所連盟）の直営店だけがそうしていたのか他もあるのか、などなどは今後明るみになっていくことでしょう。

お見合いを組めないようにするなんてことが可能なのか？

ただ、そうしたときにみなさんの疑問になるのが、「お見合いを組めないようにしちゃおう」なんてことが、結婚相談所側で勝手にできるのか？ということです。

答えから言うと、できるんです。

会員様は、相手のプロフィールを見て「この人と会ってみたい」と思うと『申し込み』というボタンを押すのですが、そのときにその会員様のプロフィールが相手にドーンと届くわけではありません。

『申し込み』のボタンを押すと一旦その申し込みは担当者に送られ、担当者から相手の担当者に送られ、相手の担当者から相手に送られるという、実際はそんな流れになっているんです。

なので、（この理由などは今回は長くなるので割愛しますが）会員様が申し込みをしたものを担当者が相手に送っても、その相手の担当者がそれを取り次がないということはシステム上では可能なのです。

今回問題になっているのが、複数の連盟に加盟している結婚相談所の会員様が、IBJ（日本結婚相談所連盟）の直営店（など）に申し込みをしてきたときに、

「この会員は複数の連盟に加盟している結婚相談所の会員だから取次ぎはしないようにしよう」

ということが組織的に行われていた可能性があるということなんです（現在調査中）。

複数の連盟に加盟している結婚相談所の会員様からすれば、IBJ（日本結婚相談所連盟）の直営店（など）の会員様に申し込んだときに、それが相手から断られているのか、相手の担当者さんが取り次いでくれていないのか、その事実関係は分かりようがありません。

もっと言えば、

その会員様の担当者も、相手が断っているのか相手の担当者が取り次いでいないのかの事実を知ることはできません。

今回の対象になっているのは、そのあたりのことも含めての事実関係の調査なのでしょう。

今回の被害者は誰なのか？

なのでまとめると、今回何が問題になっているのかといえば、

「複数の連盟に加盟している結婚相談所ならびにその会員様は、IBJ（日本結婚相談所連盟）にも加盟をしているのに、IBJ（日本結婚相談所連盟）のサービスのすべてを利用できていない」

ということなんです。

そうすると、もちろん複数の連盟に加盟している結婚相談所さんも被害を被っていることになります。

でも、ずいぶんと前から「複数の連盟に加盟している結婚相談所とIBJ（日本結婚相談所連盟）のみに加盟している結婚相談所には、何かしらの違いを付けますよ」ということはIBJ（日本結婚相談所連盟）から告知されていたので、「何かしらの違い」を付けられることは結婚相談所は知っていたわけなんです。

とすると、今回の問題の一番の被害者は言わずもがな

「『複数の連盟に加盟しているので出会いのチャンスは多いですよ』といううたい文句に誘われて登録をしたのに、複数の連盟に加盟している結婚相談所に登録したことが仇になってしまった会員様」

に他なりません。

複数の連盟に加盟しているのだからいっぱい出会いのチャンスがあると思っていたのに、いっぱいあるどころか一番の大手であるIBJ（日本結婚相談所連盟）の直営店（など）の会員との出会いはすべてカットされていたとするならば、「オイオイそれじゃぁチャンスはむしろ少なくなってんじゃん」ということになるわけで。

ただ、この部分については後日改めて詳細が出ると思いますので、今日はいったんここまでにしましょう。

Repre（リプレ）の今後の対応について

上記の問題ポイントと被害を被っているのが誰かを明確にしたうえで、弊社Repre（リプレ）の会員様へのメッセージになります。

まず第一に、Repre（リプレ）のご紹介のメインは弊社の会員様同士になり、そもそもIBJ（日本結婚相談所連盟）のシステムを利用してご紹介をしているわけではありませんので、今回の問題はほとんどの方にはまーったく関係ございませのでご安心ください。

一部、IBJ（日本結婚相談所連盟）のシステムを併用している会員様もいらっしゃるのですが、弊社はIBJ（日本結婚相談所連盟）のみの単独加入ですので、IBJ（日本結婚相談所連盟）の直営店の会員様に申し込んでも取次ぎをしてもらえないみたいな、今回の問題になっているこちらもまったく関係ありませんので併せてご安心ください。

とはいえ、今回の一件で「結婚相談所」にたいしてのネガティブな印象が広がったのは事実ですので、こちらについては会員のみなさまの不利益になる可能性は否めず本当に申し訳ありません。

今後の状況を随時確認をしながら、Repre（リプレ）の会員様にご迷惑がかからないよう尽力をし、併せて業界の信頼の回復にも努めてまいります。