普通じゃないあなたが結婚するには

 

あんまり時事ネタを語るのは好きじゃないのですが、コロナ関連についてはいい加減ちょっと・・・。

センセーショナルな表現をすれば視聴率がとれる、そんなテレビの情報を鵜呑みにするのはやめませんか。

重傷者はどういう方なのか?

お亡くなりになられた方は他の病気と比較して多いのか?

新コロを一緒くたに、ただ感染者数を煽るような報道はいかがなものでしょう。

それを止めるなら、全員が一歩も外に出ないしか方法はないのですよ。

でも、そんなことをしたらまた別の大きな問題が起きるから、だから守るべき人を守り、動くべき人は動き、リスクはリスクとして受け止め、注意をしながらみんなが少しづつ前に進んでいかないといけないのではないでしょうか。

あぶないからただジッとする、それは思考停止以外の何物でもないと思います。

東京 結婚相談所Repre(リプレ)

今日の内容は、言葉尻だけをとらえられてしまうと誤解がうまれるので、全体の内容を受け止めていただけると助かります。

「あなたは普通じゃない」

というお話です。

 

よく、理想の結婚相手について

「贅沢は言わないので普通の人でいいんです」とか、

「普通のマナーや常識があるだけでいいんです」みたいに、

そんなに高望みをしていないので「普通」の人と出会いたい、という希望をおっしゃる方がいます。

 

それに対して、SNSなどにはびこる婚活アドバイザーさんなんかは、

「すべて『普通』を望むという、それ自体が高望みよ」

なんつって、「普通」を望む人を撃ち抜いているのをよく見かけます。

 

多くを求めているわけではなく、「普通」を望んでいるだけなのに、なぜそれが高望みなのか?

それについては、

「見た目から、コミュニケーションから、年収から、学歴から、すべてが『普通』というそれ自体がレア」

なんていう説明がされていることが多いでしょう。

それはそれで確かなことなのですが、そこについてはそんなフワッとした説明ではなく、僕はもうちょっと深刻に考えたほうがいいと思っています。

 

まず、そもそも「普通」って何を指しているのか?

言い方を変えると、「平均」みたいなことになるのでしょうか。

突出はしていなくていいので、大体みんなと同じくらいならいいと、それを「普通」と表現をしている方が多いのだと思います。

 

そうしたときに、ひとつ抑えておかないといけない事実があります。

「平成28年度人口動態統計特殊報告」によると、平均の初婚年齢は

男性31.1歳 女性29.4歳

となっています。

 

ただ、これは年齢の平均であるので、高齢で初婚を迎える人がいれば純粋に平均値は高くなります。

そこで、「中央値」なんていう言い方をしますが、人数が一番多いところになると平均初婚年齢とは異なり

男性28歳 女性27歳

となり、つまりここが初婚の年齢として一番多い、いわゆる「普通」になってくるわけです。

「普通は、27~8歳で結婚するよね」

ということです。

 

つまり、

今、30代40代で婚活をしているあなたは、そもそも普通じゃないということ。

普通であるべきとか、普通じゃないのはダメなこととか、そういうことではまったくなく、ただ

普通じゃない

ということなんです。

まず、ここをしっかり前提としましょう。

 

そう考えると、なぜ結婚相手に「普通」を求めるのが高望みなのかといえば、その答えは簡単で

あなたが普通じゃないから

という、それだけのことなんです。(強い表現になりますが、もうちょっと続けますので本意を理解してください)

 

あなたが「普通」を求めるのが高望みだと言われるのは、

「すべてが『普通』なんていうのはレアな存在だから」なんていう優しいことではなく、

「あなたが『普通』じゃないから」ということなんです。

 

もういい加減ピリピリしてきた方もいらっしゃると思いますので、そろそろ本題にはいります。

 

ならば、

「普通じゃないあなたは、結婚相手に理想を掲げてはいけないのか」

となれば、そんなことはまったくありません。

むしろ、

「自分は贅沢言えないんで」みたいに勝手に卑屈になって、本当は理想がいろいろあるのに、それを押し殺したりすると余計に迷子になるので、理想は理想としてしっかり掲げていた方がいいと思います。

たとえ、それが高望みであろうとも、それがあなたの理想ならばしっかり掲げていた方がいいと思います。

 

しかし、

30代40代で婚活をしているあなたは、やっぱり普通じゃないのですから、ただ望んでいるだけではいい出会いはないでしょう。

そこで、普通じゃないあなたが考えるべきことは、

「望むところはしっかり望んで、それ以外のことは許容をする」

ということになります。

 

理想の結婚相手に望むことはあった方がいいのですが、ただ、それ以外のことにも細々求め過ぎるのは、それはさすがに無遠慮な高望みになります。

求めることはしっかり求め、ただ、それ以外の「普通と違う」「自分と違う」なんていうことは、前向きに許容をすること。

すべてにおいて、あなたの考える「普通」にあてはまるかどうかなんていうのを、普通じゃないあなたが求めていたら、それじゃぁそんな相手はどこにもいないし、いるとしてもその人は普通の人ですから、普通じゃないあなたのことなんて見向きもしないでしょう。

 

年齢を重ねたら結婚できないとか、

高望みをすると結婚できないとか、

そんなつまんないことをお伝えする気もないですし、本音の本音でそんなことまったく思っていません。

かくいう僕も、結婚したのは38歳のときで、普通じゃないですから。

 

ただ、

結婚相手にいくつか理想をかかげ、そのうえでさらに「それ以外は最低限普通でいいです」なんていうのは、普通じゃないあなたが求めるには、そりゃガッつきすぎですよ。

理想として求める部分はしっかりあっていいと思いますが、それ以外のところはちょっとくらい普通じゃないところがあっても許容する。

普通じゃないあなたが結婚をするうえでは、そういう気持ちを持つことが不可欠なことなんだというのを、今一度受け止めていただきたいと思っています。

 

僕は、個人的には「普通」という言葉が嫌いで、

普通であるべきとか、普通でいることがあたりまえとか、そんなことは微塵も思っていません。

ただ、そこには、

僕はいわゆる「普通」ではないという認識があり、もし、僕がこんだけ普通じゃなないことをしておきながら、人には普通だの常識だのというのを求めたら、どの口が言っとんねんということになります。

 

婚活という出会いの場では、あなたは普通じゃないのですから、そんなあなたが結婚相手に多くの「普通」を求めるのだとしたら、それは相手からしたらどの口が言っとんねんということです。

 

結婚相手に理想をしっかり掲げましょう。

誰にどう言われようが、あなたのこだわりならば自信を持ってしっかり相手に求めていきましょう。

ただ、

婚活という出会いの場では、あなたは圧倒的に普通じゃないんだということを認識しましょう。

普通じゃないあなたが、あなたの「普通」を相手に求めていたら、そこに出会いはないでしょう。

 

今日お伝えをしたかったのは、こういうことです。

「求めることはしっかり求めて、それ以外のところはしっかり許す」

すべてに普通を求めるのではなく、普通じゃないところを許容し合うこと、それが普通じゃない人が結婚する方法になります。

 

大丈夫かな~・・・

前向きなメッセージとして伝わっているかな~・・・

 

 

 


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コメント

  1. […] これはもう、日頃このブログでもお伝えし続けていますが、 […]

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