耳触りの良いそれっぽい理由を作り上げても結婚できない

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いつも応援してくださり本当にありがとうございます。

でも、ご相談とかはお気遣いなくいつでもお気軽にお寄せくださいね！

みなさんのお話を聞くのは、僕にとってもすごく大切な学びになりますので。

よく

「自分にいい出会いがない理由はこういうことなんです」

みたいに自己分析をする方がいます。

自己分析をするのってすごく大事なことなのですが、ここで2点だけ注意があります。

ひとつは、

それいつまで繰り返すの？

ということと、もうひとつは、

それ本当の理由なの？

ということ。

なにかうまくいかないことがあるときに、「なぜ？」を考えるのってすごく大事なことです。

でも、

自分の頭の中で自分のことを考えるときって、ちょっと事実が操作されるときがあります。

操作というのは厳しい言い方をすると、自分の心地よい形に変換されているということ。

事実をそのまま受け止めるのは辛すぎるので、「こんな理由にしておけば自分的に楽に受け止められるだろう」っていう形に変えてそれを理由にしちゃうんです。

「自分は見た目が悪いので、男性ってみんなルックス重視じゃないですか」

「学歴も低いし収入も低いので、女性の視界に入っていないんですよね」

自分にいい出会いがない理由を、そんなふうに受け止める方がいます。

ならば、

その理由を全力で解決すればいいのに、なんでいつまでもその理由を引っさげたままにしていますか？

というか、

それが理由なら世の中のブスと低収入低学歴は全員独身ですがそうじゃないので、理由はそこじゃないんじゃないですか？

ということです。

見た目が悪いとか、低収入低学歴とか、自分にいい出会いがない理由をそうやって掲げているのが実は一番楽チンなだけで、本当は理由がそこじゃないのはご自身が一番よく分かっているのでは？

ただ、そこを認めてしまうとその改善に向き合わないといけなくて、それがすっごく大変なことだって分かっているから、だからそうやってあっさい理由で「自分じゃ無理なんで〜」みたいにしちゃっているだけではないでしょうか。

なーんて上から目線で説教くさいこと言ってますが、これは僕もそう。

苦しい場面になったときに、本当の理由に向き合うのがツラ過ぎて、ただでさえ苦しい場面なのにそこにさらにツラい現実と向き合うのが嫌で、自分が受け止められる範囲のそれっぽい理由をつけて、ギリギリすぐには解決できなさそうな理由をたてて、「だから無理なんです」って楽チンに納得しようとするところ、それは僕にもあります。

でも、

本当の理由を見えないところに隠し込んで、それっぽい理由をつけたところで解決なんかしないんですよね。

「コロナの影響でお客様の足が遠のいている」なんて、いかにもそれっぽい理由を付けるのは簡単ですが、実際の理由はそこじゃないことも分かっています。

分かっているけどそこに手入れをするのは大変なので、コロナコロナ言うてなぁなぁにしちゃったりしてんだろ？

オイっしてんだろ？？

すみません取り乱しました。

「見た目が悪いからいい出会いがない」って言う人って、見た目を全力で改善しに行ってそこでいい出会いがなかったときに心の置き所がなくなってしまうので、あえて見た目は悪いままにしておくという悪循環すらうまれたりします。

本当の理由に向き合うのってツラいです。

でも、ツラいからって別の理由を立てているとうまくいかないことは一生そのまま。

どうしても本当の理由と向き合うことができないなら、誰かに無理やり突きつけてもらってもいいかと思います。

耳触りの良いそれっぽい理由じゃなくて、「うまくいかない理由はコレでしょ？」ってまっすぐ突きつけてもらうのもときには必要かもしれません。

あなたにいい出会いがないのは、あなたがなかなか結婚できないのは、