提供されたかぼちゃと自分で調理するかぼちゃ

昨日は、おとなの遠足から疲れた状態で帰り、それから結構遅い時間まで事務仕事をこなし。

すべてが終わってホッとしたのも束の間、BBQの時のコーンが前歯に大量に詰まっており、それと格闘するのにさらに疲れたそんな夜でした。

ということで、三連休いかがお過ごしでしたでしょうか？

ひとっこひとりいない事務所よりお送りします。

人からしてもらっていることには不満を感じるけれど、

自分で選んでしていることには不満を感じない、

今日はそんなお話を。

昨日の、おとなの遠足でBBQをしていたときに、こんなことがありました。

野菜を焼いていたときのこと、かぼちゃを口にした方が

「まだ生だったと」

その後、他と混ざらないようにご自身の場所を作り、もう少し焼きを加えたのですが、それでもまだ硬くて。

今回の鉄板BBQと生のかぼちゃの相性はよろしくないという、かなり強引な着地点になりました。

でも、

これってちょっと考えるところがあって。

というのが、

もし、これがお店から提供されたものだったら許されないですよね。

出てきた野菜が半生で食べられず、もう1回焼きなおしてもらったのに、それでもまだ硬くて食べられないなんて、お店のメニューだったら絶対にいい気持ちはしないし、場合によっては文句を言っているかも。

でも、

これがBBQだと許せてしまうということ。

硬くて食べられないのは一緒なのですが、BBQ場の人に文句をいうことなんてありえないし、もちろんかぼちゃが悪いと不満を感じることもないし。

「お金を払ってかぼちゃを買って、調理をしたけど半生で、焼きなおしても食べられない」

という事実は一緒なのですが、

それがレストランなら不満だけど、BBQなら不満じゃない。

不満じゃないどころか、そこからいろいろな話題が生まれたり笑いあったりさえもできてしまう。

これって、実は婚活でも言えることかもしれません。

「人に何かをしてもらっている」

と思っていると、理想外のことが起きると不満になりますが、それを

「自分が選んで自分でしている」

とすれば、そこで起きることに不満は感じない。

理想外のことが起きても、それにどうにか対応するように頭が働いていくものなんです。

出会う相手に不安や不満を感じることが多い人。

そういう人って、心のどこかで「してもらっている」感が強いのではないでしょうか。

自分で決めて自分で行動していることなら、それはすべて自分の責任なので、そこにグチグチ文句をいうこともないし、「どうにかしよう」という気持ちになるし。

婚活について、

業者のサービスを使っている、

お金を払っている、

というところが、それが「してもらっている」感になっているのかもしれません。

確かに婚活業者からサービスを受けているし、業者にお金を払っているのは確かかもしれませんが、それは出会った相手も同じこと。

出会った相手に対して、「してもらっている」感を出したら、そりゃうまくいく話もうまくはいかなくなります。

上記の例と合わせるなら、

婚活業者というのは、かぼちゃを作っている農家であって、かぼちゃを美味しく提供するレストランではありません。

あくまでも、そのかぼちゃを選んで、そのかぼちゃを料理して、そのかぼちゃを食べる、その責任はあなたにあるということ。

かぼちゃがおいしくなくても、それは自分でどうにかしないといけないということなんです。

農家に相談をすればいいかぼちゃが手に入ったり、いいかぼちゃの見分け方などは分かるかもしれませんが、そのかぼちゃをどう料理をしてどう食べるのかは、あなた次第ということなんです。

出会った相手は、あなたを満足させようと思って現れるわけではありません。

あなたが、その相手を選んだのですから、その相手とどう関係を築くかはあなたが頑張るところ。

もし、その相手といい関係にならなくても、それがあなたの責任ではないですが、それを相手への不満と感じてしまう、それだけは違います。

婚活サービスを使った出会いを、レストランでの食事ととらえず、BBQであると考えてみてはいかがでしょうか。

そうすることで、出会った相手との関係性は随分と変化をすると思いますよ。

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