裏の顔を見ないと結婚できないし結婚しても幸せになれない

 

10代の頃よりも、年の区切りに対して思入れや興奮が無くなったのは、

「分母が大きくなって1年の意味が小さくなったからか」

「それ以外にもっと大事なことをいろいろ抱えているからか」

「単純にボケてきて何がなんだかわかんなくなってきているからか」

東京 結婚相談所Repre(リプレ)

昨日、会員様からZoomでご相談を伺っていたときの話。

人の魅力って、場面によってウィークポイントに変わるし、

人の嫌なところって、場面によって一緒にいる理由になったりする、

っていうそんな内容でした。

 

たとえば、

付き合っているときは、なんでも仕切ってくれて頼り甲斐があると思っていたけれど、結婚をして一緒の生活をするのに、ぜんぶ自分の理想通り仕切りたがってメンドクサイとか。

逆に、

付き合っているときは、何にも言ってこないで全部こちらから提案しないといけなくて大変だったけど、子供が生まれてからお願いごとをすると、自分のやり方をしないでせんぶきっちりやってくれてストレスを感じないとか。

 

ここから見えることはふたつで、

ひとつは、

今見えているそのメリットは、逆側から見たときにデメリットになるかもしれないということ。

これは出会いの場とか、対人とかに限らず、どんなことにも言えることです。

カナダグースのダウンジャケットは、本国と日本では仕様が違うそうです。

本国仕様のものを日本で着ようとすると、暑すぎて着れたもんじゃないんだとか。

寒さを凌げるというメリットが、その機能が高すぎることで、逆にデメリットになる場面もあるということ。

 

そしてもうひとつは、

今はメリットだと感じていることが、場面が変わると大きなデメリットに成り代わることもあるということ。

これも上記同様、すべてに関して言えることですが、

柿の実を摘むのに苦戦していたおばあちゃんに高枝切り鋏をプレゼントして喜んでくれたのですが、その高枝切り鋏で苗木の手入れをしようとしていて、ものすごく肘が高くなってビリヤードでもやっているのかと思いました。(思ってないですけど)

コトやモノは同じでも、環境や向き合い方が変わればメリットがデメリットになったり、その逆だったり。

 

こんな話をすると

「じゃぁどうやって結婚相手を選べばいいねん」

ということになるのですが、そこで大事になってくるのは、

「どういう結婚生活を送りたいのか」

そこをしっかり見定めること。

一般的にはとか、普通はとかそういうことではなく、あなた自身がどういう結婚生活を送りたいのか、そこをしっかりイメージすることが大事。

異性間としての魅力とか、同じ価値観がうんぬんとかそういうことでもなく、一緒に長く生活をしていくのにどんな相手ならいいのか、そこをしっかり見定めることが大切です。

 

それをしっかりイメージしたときに、

今あなたが感じる異性の魅力は本当に魅力なのか?

今あなたが感じる異性の不満は本当に不満なのか?

そして、

今あなたが感じる異性の姿を逆から見たときにどう見えるのか?

 

あなたの未来をしっかり見るとともに、目の前に見えるものをそのまま見ないこと。

何度も言うようですが、

それって出会いの場だけではなく、対人でも対物でもなんでも言えることだと思います。

 

ある場面では魅力に思うことも、ふたりの関係性や場面が変わると仇になったり、

ふたりの距離感では物足りなかったことも、環境が変わったらすごくありがたく感じたり、

結婚をすることを目的にするのではなく、結婚をして幸せになることを目的としたときに、とっても大事なポイントになることを今一度考えてみましょう。

 

 

 

 


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