いまだに続く「持ち家か賃貸か」論争

 

子供の頃、学校で悪さをした帰り道に、おまさりさんに会うとちょっと伏し目がちになっていた僕。

管轄が違うので大丈夫なのに、なんかちょっとドキドキが。

神社に来るとドキドキするのは、日頃何かヤバいことでもしているからなのでしょうか?

東京 結婚相談所Repre(リプレ)

いつの時代にも必ずある論争のひとつに、

「持ち家か賃貸か」

なんていうやつがあります。

ここまでいつまでも論じられているということは、結論として、

人それぞれか、どっちでもいいか、

という、大した問題じゃないことだけは確かかと。

 

ただ、

今日はあえてこの話に触れさせていただきますが、僕の中では答えは決まっていて、僕は賃貸が良いと思っています。

いくつか理由はあるのですが、ひとつは、

今のご時世ライフスタイルなんかいくらでも変わるので、ひとつの場所に居を構えることのリスクがあるということ。

昔は、終身雇用なんていうのがうたわれており、みんながそこを目指して頑張っていたので、

あたりまえのように結婚し、定年まで同じ会社で働き、同じ場所で同じ生活を送るというのが、いたって自然なことでした。

これが、今のご時世そんなもんありえないのは、僕がここで説明をするまでもないでしょう。

その時々の状況に併せて、住まいの形を変えることができる方が、圧倒的にリスクは少ないと思います。

 

そして、もうひとつ。

進化をする商品について、「今」を価値とするのは仇になるということ。

「家」って、本当に年々良いパーツやシステムが開発され、どんどん進化をしている商品です。

風呂釜から、ディスポーザーから、食洗機から、水道の蛇口から、鍵の形状から、セキュリティから、何から何まで、十年前とは比較にならないくらいの進化があります。

「今」の最高級なんて、5年後には型落ちで、10年後には使いづらくなり、20年後には古すぎてどうにもならないくらい不便を感じることでしょう。

もうさすがに都内では見ないですが、20年前くらいはたまーにトイレが和式だったりする家って、ちょいちょい見かけましたからね。

進化を遂げていく商品については、今を価値として大金をはらうより、ぼちぼちの値段を数年ごとに変えて行った方が、利便性ははるかに良いと思います。

20年前に無理してベンツを買って乗り続けているのと、その3分の1の金額で国産車を7年ごとに乗り換えるのとでは、「ベンツに乗っている」ということに意義を感じないのであれば、後者の方が圧倒的に心地よいカーライフを送れるのではないでしょうか。

 

今、余剰のキャッシュがあって、家でも車でも一括で払えるような人ならば、それはそれでメリットはあるでしょう。

良いものを買えば、飽きても売るなりなんなりできますので。

ただ、「一生モノ」みたいな感じで、高額な商品をそれこそ一生かけて払い続けるなんていうのは、買った直後数年は楽しいかもしれませんが、それ以降は劣化に我慢をし続ける生活が待っているでしょう。

 

僕は、2010年にマンションを買いましたが、子供も生まれ、僕も独立をし、これからもいろいろな生活環境が変わることも考え、2019年にサラッと売却しました。

ぼちぼちの値段で買っていただけたので、その間の9年かなり安く住めたという満足はあります。

 

「老後に家があった方が」

なんてことをおっしゃる方もいますが、今周りを見渡した時に、素人目に見ても家は余りすぎているわけで、今から20年後30年後なんて、家の値段はガタガタで、住むところには困らないのではないかと思っています。

「老人のひとりには貸せない」

なんていう話もありますが、国民の半分以上が老人になろうとしている日本が、そんなこといつまでも言ってはいられないだろうとも思います。

 

ここは語弊がないようにですが、良いものや高いものを買うことに意味がないとは言っていません。

「進化する」ものについて、今の高いものを無理して買わない方がいいと思いますよ、という話です。

 

たとえば、「爪切り」とかありますよね。

あれ、ニッパーとかいろいろ形はあっても、20年前からそんなに大幅な進化ってないじゃないですか。

やかんはケトルができたけど、爪切りってそんなに大きな進化をしてはいないですよね?

そういう、「進化しない(と思う)もの」については、今ある最高級を買って、長く使い続けるのもそれはそれでメリットも喜びも満足もあると思います。

僕は、数年前にこの爪切りを買いました。

今や、100均でも爪切りなんて売っていますが、実に20倍以上の値段です。

でも、やっぱり切れ味はいいし、数年間まったく使い勝手は変わらないし、すごくいいんです。

Repre(リプレ)の事務所には、その辺の薬局で買った500〜600円の爪切りもありますが、まったくものが違うレベルでいいんです。

もし、

爪切りが年々進化をして、新しい形から、切り方から、どんどん良いものができるのであれば、5年後の安いものは、今の高級品と変わらないと思うので、今の価値を大事にする必要はないと思いますが、

特に進化をしないものについては、今ある高級品を長く使うというのが、安物をどんどんダメにして買い替えるよりも大きなメリットがあると思います。

 

これは、値段の問題ではなく、

家でも、車でも、やかんでも、爪切りでも、考え方は同じ。

進化するものは、今の高級品が数年後には安物以下の価値になりますが、

進化をしないものは、安物をちょこちょこ買い替えるよりも今の高級品の方が価値が高いということ。

僕個人の感想ではありますが 、何かものを買うときの価値として、いつもそんなことを考えています。

 

一昨日、弊社でご成婚を迎えた会員様とちょっとだけお話をする機会があったのですが、その時に

「彼は家を買いたいけど、私はいらないと思う」

というご相談をいただき、僕個人の見解をお伝えする時間がなかったので、ここでお話をさせていただきました。

 

もしかして、

今日のブログはこれだけで、そのひとりだけへのメッセージ?

 

はい、たぶん、そういうことです。

 

 

 

 


Repre(リプレ)おすすめ情報

理想の条件をもった相手と結婚するには、入会金無料・月会費無料の「結婚相談所Repre(リプレ)」へ

人柄を重視して結婚相手と出会うには、独身専用会員制コミュニティ「シンパティ」へ


Repre(リプレ)のお問い合わせはこちら



シンパティのお問い合わせはこちら

友だち追加

コメント

  1. […] キャッシュで買える人は持ち家もいいかもですが、ながーいローンを組んだりするのなら賃貸の方が「最悪の事態」からは免れやすいのでは、なんて僕は思うわけです。(それ以外にも賃貸の方がいいと思う理由があるので、こちらに記載しました) […]

タイトルとURLをコピーしました