婚活で出会った相手の「宗教アリ」について僕が思うこと

昨日の

365オンライン

は、パズル好きの方の集まり。

アナログ系のパズルならなんでもオッケーとの集いでしたが、女性からの人気があんまりで。

でも、いろいろお話伺っているとやっぱりこの時期の楽しみとしてパズルはもってこいで、ひとつの作品としての完成度も高くて面白そうでした。

後半パズルとはぜーんぜん関係ない話もしていたのですが、それはそれで「男会」で面白く、若干のブロークンな日本語も飛び交い楽しかったです。

昨日出たお話はご内密にですが、ぜひまた遊びにいらしてください。

で、今夜

8/20（金）21:00　あなたのゲン担ぎを教えてくださいの会

ここぞというときの勝負や、いつも安心安全でいるための習慣としてなど、あなたがゲン担ぎとして行っていることをぜひ教えていただきたい。

ゲン担ぎそのものもを伺うのも楽しみなのですが、そのゲンを担ぐことでどんな効果があるのかそれを伺うのがすっごく楽しみで。

それでいいことあるならマネしたいところです！

こちらまだ若干名ですが枠がございますので、参加希望の方は20:45までにお申しこみください。

僕もゲンあるので時間あったらお話しますね！

ニッコリｗｗ

婚活の場ではよく出てくる、お相手の宗教問題。

今日は、これについて実例と併せて僕の意見をお話させていただきます。

まず、これは結論なのですが、本来婚活のプロフィール上に「宗教の有無」を記載することは必須ではありません。

というか、宗教の有無に限らずですが、たとえば健康状態やご家族に携わる背景など、個々人の機微事項についての記載は任意であるというのが個人情報保護のもと守られています。

つまり、婚活業者が会員様の宗教の有無や健康状態などを聞き取りし、それを会員様の許可なくプロフィール上に記載をしたりお相手に伝えたりしてはいけないのが前提であります。

特に結婚相談所なんかは、こういった会員様の管理がしっかりされていることが安心みたいに言われていますが、いやいやそういった個人様の情報については管理をしてはいけないというのが法律になるのです。

まず、ここは知っていてください。

それでもなお、婚活で出会う相手に

「宗教はナシの方」

みたいなのを求める方は多くいらっしゃいます。

これはもう、どんなにしっかりした婚活業者さんがいたとしても管理されていることではありませんので、はじめは聞いていなかったけど出会った相手に実は特定の宗教の信仰があったなどというのは、今後ずっとあり得ることだと思っていてください。

でもやっぱり、「宗教アリ」の方を脊椎反射的に避けたがる人って多くいらっしゃるんです。

そこでひとつお伺いしたいのですが、

「宗教アリ」の方を避けたい人は、一体宗教の何を懸念しているのでしょうか？

これ、ひとつ事前に抑えておきたいのですが、僕は宗教についておススメしているわけでも、僕自体が何か特定の宗教があるわけでもなく、中立な位置から問いかけをしておりますので。

「宗教アリ」の方を避けたがる人というのは、大きくまとめると

特定の思想を強要されたり押し付けられたりしたくない、

ということですよね。あとは、

金銭的なことや時間的なところでふたりの生活に負荷がかかるのがイヤ、

ということかと。

でも、金銭や時間についての問題は、

神社にお参りなんかはする人は頻繁にしますし、お楽しみで御朱印なんかすれば併せてボチボチの金額はかかりますし、これは参拝関係に関わらず趣味などもそうですから今回の問題からは外しましょう。

なので、

今回問いかけたいのは、特定の思想を強要されたり押し付けられたりしたくない、ということについてなのですが、

たとえば、

特定の宗教はあってその思想に基づいた考え方をいつもするけれど、あなたの話もしっかりと聞いてくれたうえで、ふたりの折り合いが付くところをを見つけようとしてくれる相手と、

特定の宗教などはまったくないけれど、「こうするべき」みたいな思い込みや決めつけがすごくて、あなたの意見なんかまったく耳を傾けずに自分の意見を押し通そうとする相手。

この、どっちと一緒に生活ができるかと言えば、圧倒的に前者ではないでしょうか。

もちろん、「宗教もナシで折り合いのつく相手がいい」というそれはそうなのですが、ポイントはそこではなくて

「宗教アリ」という人を無条件で嫌うわりに、思い込みや決めつけが強い相手のことはそこまで嫌わないですよね、

ということです。

ルックスや年収なんかが良かったりすれば、ちょっとアクの強い相手でも受け入れちゃうのに、「宗教アリ」って聞いた瞬間に脊髄反射でバツにしてしまうのって、それって何を危惧しているのでしょうか？？

宗教上の理由でお肉は食べないけど、あなたは自由に召し上がってくださいね。

宗教なんかないけど肉は嫌いなんで、食卓には絶対にならべないでね。

お肉は身体に悪いから、野菜だけ食べる生活にあなたも変えていきましょう。

上記のうち、「宗教アリ」の人は一番上の方だけで、下の2人は無宗教で肉を毛嫌いする方です。

それでもやっぱり「宗教アリ」の人は無条件でバツなのでしょうか？

特定の思想があって、それに基づいた考え方や判断をするのが宗教アリの人で、たしかにそこと折り合いを付けるのは難しいと感じるかもしれません。

でも、

思い込みや決めつけが強くて、「こうあるべき」みたいなのをガンガン押し付けてくる人は、特定の思想というよりも「自分最強」（「教」と「強」がかかっていることをわざわざ説明しないと伝わらなそうで・・・）ということで、そういう人もまた折り合いをつけるのは難しいものです。

つまり、

一緒の生活を送るのには、特定の思想があるかどうかが問題なのではなく、

それをあなたに強要してきたり押し付けてきたりされることが問題で、そうじゃなくてあなたの考えも受け入れながら折り合いを付けようとしてくれる相手なら、それって別に問題じゃないんじゃない？

と僕は思っています。

自分の文化や習慣を押し付けたがる人なんて無宗教の相手でもいくらでもいるし、

特定の思想に基づいた考え方をしていてもあなたの話をしっかり聞き入れてくれる相手もいっぱいいます。

以前、弊社でご成婚を迎えたおふたりの例なのですが、

出会った当初は男性が「宗教アリ」であることを伝えておらず、女性は「宗教アリ」の男性は絶対ムリというスタンスでした。

ただ、おふたりはすごく良好な関係で惹かれ合い、結婚の話を具体的にはじめたころに男性が「宗教アリ」であることを告げました。

その時点で、女性は瞬間的に「NO」となってしまい、いったん関係は破談となりました。

ただ、

後日その女性からご連絡があり、「宗教がアリなのは引っかかるけど、それを私に押し付けてくるわけじゃなくむしろ私の意見をしっかり聞いてくれるし、私に入信を求めるようなことがなければあんな良い人と離れるのは望まない」

というお話を聞かせていただき、それから僕も間に入っていろいろお話をして復縁し、そこからはものの１カ月くらいでご成婚になりました。

いったんは「宗教アリ」と聞いて「イヤ～」ってなっちゃったのですが、人柄や空気感に好意をもっている相手の「宗教アリ」っていったい何が「イヤ～」ってなってるのか改めて自分に問いただしてみたら、そんなの別に大きな問題じゃないんじゃない？という結論にいたったということです。

でも、

これものすごい真理じゃないかと思うんです。

繰り返しますが、「宗教アリ」の方をおススメしているわけじゃないですし、僕が特定の宗教をプッシュしていることでもないのですが、「宗教アリ」の方を無条件でバツにしている人はそのバツの理由を問い直してみてもいいんじゃないでしょうか？

そこであなたのなかでも折り合いが付くのなら、それで新しい出会いのチャンスが広がるかもしれませんしね。

「宗教アリ」の方でも、お相手にはそれを求めないという方結構いっぱいいらっしゃいますよ。

問題は宗教の有無ではなく、その思想や想いを譲り合おうとしないことなんじゃないでしょうか？

自分の想いを押し付けて譲り合わないのなら、宗教ナシの相手でもそこに幸せはないですし、

特定の思想があってもあなたの意見を聞けるなら、宗教アリの相手とでも幸せになることはできます。

そんなことを、以前のご成婚者様をサポートさせていただいて以来いつも思っています。

そんなことを、僕の想いとして今日はお話させていただきました。

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