昨日の
は、リミテッドラウンジとして「コレクター集まれ」を開催しました。
僕はまったくコレクション癖がないのですが、コレクターの方々の話を聞いてものすごい気づきがあったんです。
今日は、ちょっとそのお話をさせていただきます。
リミテッドラウンジは、365日毎日開催の特性を活かしてごく少人数の集まりをすすめているのですが、同じ興味や楽しみをもった人の集まりは話が濃厚ですごく面白い。
もし、ちょっと「いいな」と思う人と出くわせば、そこから結婚までの道のりはググっと早まる気配もします。(365オンラインからどうやって結婚に繋がるのか)
僕は、基本「チャレンジ大好き人間」で、人がやっていないことをしたり、失敗とかあんま考えないで飛び込んだりするのをワクワク楽しめてしまうタイプです。
ただ、
僕の本質は、どっちかといえばビビりで慎重派。
そのビビりで慎重派な姿を晒すのが好きではないので、なんか無理してチャレンジを続けている間に、そういうのができる人間になったというのが正しい表現かもしれません。
そんなビビりで慎重派な僕が、チャレンジをするようになったのには、あるひとつの光景を目にした時からでした。
それは、僕がまだ小学校2年生のころ、体育の跳び箱の授業での出来事。
その日は先生から、
「跳び箱をただ跳ぶのではなく、その前後でなにかオリジナルの技を入れて跳ぶこと」
という、小学校2年生には比較的高度な要求をされました。
みんなはそれぞれ考え、パチンと手を叩いてから跳ぶ者、跳んだ後にマットで前転をする者、小学校2年生なりに考えた「技」を取り入れながら順番に跳んでいきました。
そんなときに、僕の中でちょっと衝撃的な出来事が。
それは、クロサワ君の番が回ってきたときの事でした。
クロサワ君はみんなに向かって
「空中バボチャン跳びをします!!」
と大声で宣言をし、おもむろに助走をはじめました。
そして、ロイター板を思いっきりけった彼は、何を血迷ったのか跳び箱に手をつくこともせず、そのまま跳び箱の上に身体を滑らせ、反対側のマットに腹から落っこちていったのです。
図で説明をするとこんな感じ(余計な情報が混ざっていますが、それは無視してイメージしてください)
ドーンっと身体ごとマットに突っ込んでいった彼を見て、周囲は息を飲むし、心配をした先生も駈け出さんばかりで彼に向っていこうと行こうとしたとき、彼は何事もなかったように立ち上がり、してやったりみたいな嬉しそうな恥ずかしそうな顔をしてこっちを振り返ったのです。(クロサワくんの顔は覚えていないのですが)
それを見た先生は、
「跳び箱は手をついてしっかり飛ぶように」
という、至極真っ当な指示を出し通常の授業は進んで行きました。
その後、僕がどんな跳び方をしたのかは覚えていないのですが、ビビりで慎重な僕のことですし、その「空中バボチャン跳び」で度肝を抜かれた後だったので、たぶん必要以上に慎重な跳び方をしたのでしょう。
その日から、僕はその光景が頭から離れず。
まず、
「技に名前を付ける」なんて指示はされていないし、その前にも誰もしていないのに、いきなり大声で宣言をするクロサワくん。
しかも「空中バボチャン跳び」という、お前が4~5年前にはまだバボチャンだったはずなのに、すっかりそこから抜け出したようにネーミングを付けるセンスのあるクロサワくん。
今まで何週にも渡って跳び箱の練習をしたにもかかわらず、その練習(跳び箱の先に手をついて足を広げて跳ぶ)をまったく無視した「オリジナル技」を繰り出すクロサワくん。
子供心にもそれが危険であることは一目瞭然なのに、そんなことまったく気もせず全力ですっ飛んでいく勇気のあるクロサワくん。
そのクロサワくんの姿がしばらく頭から離れずに、
「僕、なんかすっごく小さな世界に閉じ籠っているんじゃないかな」
って小学校2年生の村木少年は思ったのでした。
それからの学校生活や社会人生活でも、
新しいことにチャレンジするときや、みんなの前で何かをするのにドキドキするときや、ビビッて足が止まりそうになるときは、幾度となく僕の頭のなかにクロサワくんの「空中バボチャン跳び」がよぎっていき、その一連の光景を思い出して、
「大丈夫、こんなことにビビッてないで思いっきりやってやろう」
「ルールとかにこだわらず、まずは自分にできる全力をチャレンジしてみよう」
って、自分を奮い立たせていたことがありました。
2年3組の途中で転校しちゃったクロサワくん、
足が速くて運動能力の高かったクロサワくん、
いい加減昭和の後半なのに、制服の袖が鼻水でテカテカしていたクロサワくん、
今どうしているのでしょうか?
君のおかげで、僕は幾度となく勇気を持つことができて、その繰り返しで今では何にでもチャレンジすることができるようになりました。
あのとき「空中バボチャン跳び」を見ることがなければ、もしかしたら僕は、ビビりで慎重派な本質をそのままひきづり、つまらない人生を歩んでいたかもしれません。
もし、このブログを見ていたら連絡ください。
顔は覚えていないけれど・・・。
日常とは違う環境に意図的に身を置いて、いろいろな習慣や価値観の人と触れ合っていき、自分の世界に閉じこもらないことが、いい出会いを見つけるのにはすごく大事なこと。
そうやっていろいろな習慣や価値観に触れていくことで、自分の習慣や価値観をあたりまえのものとせず、相手を受け入れることができるようになるので。
他の世界を知らないと、ついつい自分の価値観だけで物事を判断するようになり、自分と違う価値観を受け入れることができなくなります。
そうなったら、新しく知り合う人といい関係を築くことは難しく、「婚活」なんていう出会いを重ねてもそこで結婚相手と出会うことはできなくなります。
30代以上で、自分の習慣や価値観が固まりつつあるおとなが、「婚活」というまったく初対面の相手と出会い結婚まで繋げるには、自分と違う習慣や価値観を許容することが大事なんだということを、今一度お伝えさせていただきます。
そのうえで、
自分と違う習慣や価値観を知るのって、本当一瞬の出来事だったりするんです。
誰かが発するほんの一言だったり、誰かのちょっとした仕草であったり、誰かから問いかけられるひとつの質問であったり。
僕が見た「空中バボチャン跳び」をするクロサワくんであったり。
そんなほんの一瞬の出来事で、自分とは違う価値観を知ることがあります。
そして、新しい価値観を知ることで自分の世界が広がり、人を許容できる幅が広がったりします。
その許容できる幅が広がったあなたに、いい出会いのチャンスも増えるということです。
昨日の365オンラインで、コレクション癖のない僕(むしろそういうの苦手)が、コレクターのみなさんの話を聞いて、まったく違う価値観に触れることになりました。
それで、僕がコレクターになることはないのですが、コレクターの方の価値観に触れさせていただくことで、僕の中になかった価値観が広がり、そういったコレクターさんのことを理解し受け止めることができるようになりました。
妻も若干コレクション癖があり、「もうそんなのいらなくね?」って僕の価値観を押し付けていたことを、これからはもっと許容できるようになります。
僕は、それを「使うかどうか」という価値観しかもっていなかったのですが、そうじゃない世界があることを知ったのです。
こうやって、いつもと違う環境に身を置いて、自分と違う習慣や価値観に触れることってすごく大事なこと。
居心地の悪さや窮屈さを感じることも多いと思いますが、それでも別の価値観に意図的に触れに行くことって大事なこと。
そうしないと、どんどん自分の習慣や価値観は固まっていきそこから抜け出せなくなり、抜け出さなくなったあなたは自分と違う習慣や価値観の人を許容することがしづらくなるので。
自分と同じ習慣や価値観の人なんてこの世には一人もいないので(同じ部分を持っている人がいるくらい)、自分と違う習慣や価値観を許容することができないあなたに、結婚をしたり、結婚生活を送ったりすることはできないんです。
だって、相手は相手の大切な習慣や価値観はあるのですから。
新しい環境に身を置きましょう。
自分と違う習慣や価値観に触れに行きましょう。
自分の殻の中でアレコレ考えても、それはうまくいかないあなたが考えることなんで、うまくいかないアイデアばかりなんです。
いい出会いが見つからないことが不安なときは、あえていろいろな人に出会っていくと良いと思います。
婚活みたいに、マルな相手をジャッジするために会うのではなく、いろいろな習慣や価値観を知るために会ってみると良いと思います。
そういった新し価値観をいっぱい知ることで、今まであなたのなかになかった価値観がうまれ、向き合うことのできる人が多くなりますので。
繰り返しになりますが、
おとなのあなたが、婚活というまったく初対面の相手と出会って結婚まで進むのに、絶対に必要な力は許容力です。
自分の習慣や価値観に凝り固まらず、相手の習慣や価値観を許容することができること、それがおとなの婚活には必須であることを、昨日に引き続きお伝えさせていただきました。
追記
今夜4/21(水)21:00~365オンラインは「島根好き集まれ」(詳細はこちらに)
「島根好き」ってなんやねんということなのですが、そのなんやねんに積極的に触れていきましょう。
そこで触れる新しい価値観で、あなたの許容力は高まりますので。
好きじゃなくてもいいのですが、島根の魅力に触れてみたい方はぜひご参加ください!
っていうか、無料で、1時間で、家にいて、新しい価値観に触れることができるのですから、とりあえず触れたみたら?
20:45まで参加募集しております!!
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